漢字一覧（9画）

・「盆」とは、食器などをのせる平らな器やそれに似た形のもののことです。例えば、「盆栽」や「盆地」などがあります。
・「はち」とは、水や酒などを入れる器のことです。
・「盂蘭盆（ウラボン）」は、先祖の霊を迎えて供養する行事の略語です。例えば、「盆と正月に帰省する」です。 🔼

・無理にすること。「冒険」
・けがすこと。「冒瀆(ボウトク)、感冒」
・覆いかぶさること。
・始まり。「冒頭」
・貪欲に欲すること。
・妬むこと。「冒疾」 🔼

・器物の取っ手や権力を表す意味。
・材料や話題を表す意味。
・性質や種類、状態を表す意味。例：銘柄、人柄。 🔼

荒（あらい）：土地が荒れ果てること。荒れること。例：荒土、荒野
荒（すさむ）：乱れること。荒廃すること。例：荒淫（コウイン）、荒廃、荒亡
荒（とりとめのないさま）：道理に合わないさま。でたらめなさま。例：荒言、荒唐
荒（国のはて）：辺境。荒野。 🔼

恒（つね）：変わらず、常に。例：恒温、恒例。 🔼

枯（かれる）：水がかわいたり、ひからびたりすること。例：涸（コ）
栄枯（えいこ）：栄えることと衰えること。 🔼

・親をなくした子。「孤児」
・ひとりぼっち。ひとつ。「孤独、孤立」
・孤立する。「孤負」 🔼

いけにえ。祭りの際に神に捧げる家畜のこと。 🔼

・促（うながす。せきたてる。「促進、督促」）
・促（間をつめる。せまる。「促音」） 🔼

「卑」とは、以下の意味を持ちます。
・低い地位や身分を指す言葉。「卑賤(ヒセン)、尊卑」
・心がいやしい、下品な。「卑屈、卑俗」
・さげすんでいやしめること。「卑下」
・自分のことを謙遜していうこと。「卑見」
・身近で近い。「卑近」 🔼

怠（おこたる）。なまける。たるむ。例：怠惰、怠慢。 🔼

「赴」とは、出かけて行くことを表す漢字です。例えば、「赴任」とは新しい職場に出向いて行くことを指します。また、「赴告」は、人の死を知らせることを意味します。訃報（ふほう）とも言います。 🔼

・施（しく）。施設、実施など、おこなうこと。もうけること。ゆきわたらせること。
・施（ほどこす）。施主、布施など、めぐみを与えること。ほどこし。 🔼

・みごもる。はらむ。「胎教、受胎」
・子の宿るところ。子宮。「胎盤、母胎」
・はじめ。きざし。「胚胎(ハイタイ)」 🔼

削る。削り取る。削ぐ。除く。「削減、削除、添削」 🔼

恨む。恨ましいと感じる。また、くやしむ。残念に思う。例：痛恨、恨事 🔼

・封じる。閉じる。また、閉じたもの。「封印、封書」
・閉じ込める。「封鎖、封殺」
・領地を与えて諸侯とすること。「封建、封土」
・境界。「封域」
・ポンド。重さの単位。約453グラム。英語の「ポンド」の音訳字「封度」の略。 🔼

・内臓の一つを指す言葉。「胆汁、胆石」
・度胸や勇気を表す。「胆力、大胆」
・気持ちや意図。「魂胆、心胆」 🔼

「郊」とは、町のはずれや都市の外側、いなかのことを指します。「郊外、近郊、遠郊」といった言葉があります。また、「郊」とは、祭りや神事を行うことを意味する言葉でもあり、天子が天地をまつる祭りのことを指すこともあります。「郊祀（コウシ）、郊社」という表現も使われます。 🔼

・わだち。車が通った跡や、車輪の間を指す言葉。「軌条、軌跡、広軌」
・すじ道。規範や基準。「軌範、常軌」 🔼

・かすか。おくぶかい。ほのか。うすぐらい。「幽玄、幽谷」
・あの世。死後の世界。「幽界、幽霊」
・かくれる。ひそむ。とじこめる。「幽囚、幽閉」 🔼

「契」とは、次のような意味があります。
・しるしをつけたり、きざんだりすること。「契機」
・約束を交わしたり、ちぎったりすること。「契約」
・わりふやわりいんのこと。「契印、契符」
「契丹」とは国の名前です。
また、「契」という漢字は、次のような意味もあります。
・つとめて苦労すること。
・久しく会わないことを意味する「契闊(ケッカツ)」もあります。 🔼

・支える。また、組み合わせる。「橋を架ける」
・物を載せるための台。「本を架ける棚」 🔼

厘とは、次のような意味を持つ漢字です。
・貨幣の単位で、円の1000分の1を表す。
・長さの単位で、尺の1000分の1を表す。
・重さの単位で、匁の100分の1を表す。
・割合の単位で、1の1000分の1を表す。「厘差で首位になる」 🔼

・修正する。文章や文字の間違いを直す。「訂正、校訂」
・計る。協議する。決定する。「訂盟」 🔼

虐待する。いじめる。残酷な目に遭わせる。残酷な。 🔼

卸す。問屋から小売店に商品を売ること。「卸商」 🔼

・はざま。たにあい。山と山とに挟まれた場所。「峡谷」
・細長く狭まった場所。「海峡」 🔼

某（そなた）：謙譲語。自分を謙遜していう語。
某（それがし）：はっきりしないものや人を指す語。「某氏、某所」 🔼

冠とは、かんむりのことであり、「冠位、冠帯、衣冠」といった言葉に使われます。成人の証としてかんむりを被ることもあり、「冠者(カンジャ)・(カジャ)、冠礼」といった表現があります。また、かぶることやかぶせることも意味し、「冠省、冠水」という使い方もあります。さらに、もっとも優れていることを表す際にも使われ、「冠軍、冠首、冠絶」という形で用いられます。また、漢字の構成部分の一つとしても使われ、「草冠」という表現があります。 🔼